神様のまにまに
by Saito 2012年12月23日あらゆるものには神様が宿っている。
八百万の神々なんて言葉がありますが、この日本的な感じが結構好きです。「ただそこに居るだけ」というふんわりとした感覚と言いましょうか。
英語の「God」という言葉を日本に持ち込む時に(明治時代だったと思いますが)、和訳として「神」という言葉が適当・妥当であるのかどうか、当時の人達はかなり悩んだそうです。それはそうですね、「神」の概念そのものに齟齬があった訳ですから。
詳しい話は他にお任せしちゃいますが、「小説家の小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)が、朝日に向かって手を合わせているお婆さんを見てひどく感動した」という話を読んだことがあります。そのお婆さんも「神様!」という感じではなく、そのなんとなく「ふんわり」とした感覚に手を合わせていたのだと思うと、素敵な光景だなと想像してしまいます。
ん〜、なんだか言いたいこともふんわりしちゃいましたか(笑)