混沌の誕生
by Saito 2013年06月23日Chaos、日本語で言う所の混沌と言う言葉はあまり陽なイメージを思い浮かべないですが、「世界の始まりには何も無く、ただ混沌だけがあった」という神話的なものを聞くと、恐ろしくもどこかあっけらかんとした感じを受けます。「だって世界の始まりなんてよく分からないもん」と言う所でしょうか。なんて分かり易い(笑)。ただ混沌から大地が生まれ、夜が生まれと少しずつそれは混沌ではなくなり、あるひとつの形に形成されて行く。ひとつ光が差し込むように、その方向へと導かれて行く。そう思うとこの「よく分からないもん」は、何事に置いても始まりにぴったりくる気がしますね。混沌の最中にいると不安になりますが、これは何かが始まろうとしているのだと思えば、逆にワクワクしてきそうですね。