ある忘れ物の話
by Saito 2014年10月13日この間久々に携帯を家に忘れたまま一日を過ごすということがありました。家を出て電車に乗る間際くらいでしたか、「あれ?」と気が付いたのですがもう予定に間に合わないので取りに帰ることも出来ず、そのまま目的地に向かいました。ほぼ半日以上は携帯が手元に無いという状態を久々味わったのですが、「いやいや前は携帯なんて無かったんだから」と自分を励ましつつ、待ち合わせ場所に遅れるわけに行かないぞと恐怖と責任感が入り交じった様な気持ちを味わいましたね。やはりいつでも連絡がつけられるというのは非常に便利で、当たり前ですがそんなことにすら普段気が付きもしない。ありがたみと言いますかそういう物を散々味わわせられながらその日一日を乗り越え、帰りしな大事な連絡にすぐ折り返せてなかったらどうしようと思いつつ、「今日一日、携帯を忘れてる間に誰から連絡が入ってるだろうか?」と半ば楽しみになりながら帰宅して見てみると一件の着信もメールも無し。「ふーん、、」と訳の分からない相づちのようなものをついていました。本当にお前要るのか?と少し思いながら、今日も持って出かけます。