ふいに感じて、ふいに忘れる
by Saito 2014年12月22日先日予定よりもずいぶん早く目的地についてしまった日があり、時間をつぶすためにその街をあてもなくぶらぶらしてみました。こう雰囲気的には下町と言った感じのその街を歩いているうちに結構な住宅街に迷い込んでしまい「変な人うろついてるよ!」とか思われてないかと不安になるぐらいその辺をぐるぐるしてたところ、確か以前にも路地が好きだというのを何か書いた様な気がしますが、そこも路地の多い私の好きな感じの場所だったので気が付くと飽きもせずかなりの時間歩き回っていましたね。上の写真はその時たまたま目に入ってきた風景でして、見つけた瞬間になにかこうふいに「写真に撮っておきたいな」と思ってしまった気がします。路地から遠くに薄ぼんやり見えるビルが印象的ですが、この時ふいに感じた「何か」を今もう思い出せないという…。最近こういうことによく気が付きます。その時うけた感覚の様なものをそのままの形で留めておくことは難しいですね。ただ忘れたことにすら気が付かないということも、日常多いんじゃないかとも思います。そう思えば気が付いた分だけ、まだましなのかも知れませんね。