2016年01月22日
古い町並み、ここはいわゆる観光地な訳ですが、訪れる人達は様々どこから来てどこへ帰るのか。ただ私もこういう場所が好きなもので、行ける機会があれば行くというその中の一人な訳ですが、何か日常から離れた気分にさせてくれると言いますか。ただそういう場所を訪れる度に思う事がありまして、そこに住んでいる人達や働いている人達が当然居るわけで、そんな人達はどういう感覚なのだろうと考えるんですね。ある時そういう観光地で働いていた事のある友人に話を聞いてみると、なかなか個性の強い人達が働いていたらしく面白いと言っていました。私からしてみれば非日常を日常にしている人達はやはりどこか癖のある面白い人達なのだと。それはもうエンターテイメントなんだなと思いました。どちらの世界も個性の強い人達が多く、ただどちらにも共通して言える事はそこに訪れた人達を楽しませる事のような気もしましたね。だからそういう場所が私自身好きなんだなと、ぼんやり思ってみたりしたわけです。
2013年07月1日
皆さんはどこかで「小便小僧」の銅像を見た事ありますか?ちなみに写真の小僧は先日福岡に行った時に神社でたまたま見かけたものですが(神社にいるというのもちょっと面白かったですが)街中や駅、家の庭先など結構至る所にいたりしますね。小便小僧の誕生には諸説ある様で、いたずらっ子が街に仕掛けられた爆弾の導火線の火をおしっこで消したとか、子供将軍が兵士の前でおしっこしたら戦に勝ったとか、どれも「本当かな?」と思う様な面白いお話です。ただどういうきっかけで作ったにしても、そのモデルの子が生きているうちに作っていたとしたら「ほら、君の名誉を讃えてあれを作ったんだよ!」と本人に見せたと思うんですね。たぶん肩でも抱きながら。もうモデルの子は苦笑いか沈黙だったでしょう。「さあ、今日は大いに祝おう!」とか言われてたのかどうか…。そんな事をふと想像してしまうと、人々を和ませるこの小僧がなんだか憂鬱そうに見えましたね(笑)
2013年02月11日
皆さまは「アルバトロス」という鳥をご存知でしょうか?
この言葉を一番耳にするのはゴルフだと思います。ちなみに、ゴルフで言うところのアルバトロスとは(僕も全然詳しくないですが)、そのホールに設定されている基準のスコア(パー)からマイナス3打でカップインするというものです。翼で風を巧みに使い、何よりも遠くへ飛翔するアルバトロスの姿からちなんだ名称らしく、その他にもダブルイーグルなんて言い方もされていますね。これがとっても難しいわけです。
ただそんなことは今回どうでもいいわけでして、このアルバトロスという鳥、日本名を「あほうどり」というのです。こちらの名前はどこか耳馴染みがあるのではないでしょうか?というか、僕はアルバトロスというのが鳥の名前だったということすら最近まで知らなかったのですが、まさか「あほうどり」のことだったという事実に2度驚きました。人が近づいても恐れず、捕まえるのが簡単だったことからこの名前がついたそうですが(羽毛目的の乱獲から絶滅危惧種にも指定されていました)、アルバトロスを「あほうどり」と名付けるセンス…凄すぎて震えます(笑)。
一方では、その雄々しい姿からゴルフ界で名を馳せ、また一方では、人間の身勝手から絶滅の危機に陥らされながらそれでも復活する、そんな誇り高き「あほうどり」にどこか好感と悲哀を感じてしまいました。
2013年01月20日
先日、丁度「成人の日」にまれに見る大雪が降りましたね。あっ!!成人の皆様おめでとうございます。自分の事は思い出すのも憚れるくらい過去の事なので割愛致します。久々に積もる雪を前に、大はしゃぎで外に飛び出し、結果風邪を引いた始末でございますが、本当に一面真っ白な景色は「いつもの景色を全く違うものにするな」と改めて思いました。そしてはしゃぎきった翌朝、仕事に行きがてら道を歩いていると、ご自宅の前を雪掻きされている方達を其処此処で目にしました。以前も見かけていたのでしょうが、今回は特にその方達が印象に残りましたね。きっと誰に頼まれたわけでもなく、「ああ、こうして道を歩きやすくしてくださってるのか」と自然と感謝していました。…今さらなような気も致しますが。ただその事に気が付くと「町の一体感」とでも言うのでしょうか、そのようなものも同時に感じていました。
またその雰囲気がいつもの景色を全然違うものに見せてくれて、なんだか不思議な気分でしたね。
2012年12月10日
先日友人から頂いた「なかまた」という芋焼酎。蓋にお札のようなシール?が貼ってありました。どうやらいいお酒なご様子。年間で甕2本分しか出荷していないみたいで、今現在もありがたくチビチビ頂いています。最初どうやって蓋を開けるのか戸惑ったのは言うまでもありません(笑)
ストレートで飲んだり何かで割ったりしながら、ふと「お酒を飲む文化は世界中にあるな」と思いました。なぜなのでしょう?それはそれでまた調べておきますが、「飲んでる時は確かに楽しいよね」という感覚は万国共通で、分かりやすく共感出来るもののような気がします。そう思うとこの人種を問わず分かち合えるものをもたらす「お酒」という存在にはっとさせられました。「お前凄いな!」そう呟いたのは言うまでもありません。
‥酔っぱらっていたわけではないです。