カテゴリー "*HURT RECORD / ハートレコード"

トップへ戻る

感動の余韻

2013年03月25日

最近何に感動したでしょうか?例えば映画、本、または景色。「感動」というものは、この目には見えない、ましてはっきりとした形にして残しておく事の出来ないものです。だからこそ尊いものなのかなとも思います。

何かによって感情を動かされるということは、日常の中に結構転がっているように思います。ふとした瞬間に訪れて日々の生活を彩ってくれるのですが、たまに人生を変えてしまうくらいの大きなものも、同じ様なさりげなさで訪れる事もありますね。大好きな人と出会ったり、好きなものを職業にしたりというのもその一例でしょうか。そこまで大袈裟なものではなくても、その瞬間に訪れる感動というのは、時が経つにつれ形を変えながら、ずっとどこかに残っているような気がしますね。もともと形が無いものだからこそ変わっていけるという気もします。そしてこの余韻のようなものが気が付かないうちに呼び水となって、また新たな感動との出会いを与えてくれているように思います。

HURT RECORD / 著作権フリー音楽(BGM) Vol.31「感動」

No Comments

スピードの向こう

2013年02月27日

スピードという言葉のイメージとしてなんとなく「スリル」というイメージがあります。同じような感想を持たれる方も多いような気がしますが、一体このスピードというものを意識した始めはなんだったのかというのを今も良く憶えています。何時どこでというところまではさすがに曖昧ですが、それは初めて動物図鑑なるものを手にした時の「チーターは時速80kmで走る」という文字を見た瞬間でした。本当かどうか知らないですし、まず時速の意味も分からないくらい幼かったのですが「なんだかこれはすごい事だぞ」とそのチーターの走っている写真と文字を見た時にドキドキした感覚は鮮明に憶えていますね。私の場合なにかその時のドキドキが、そのままこの「スリル」という感覚に繋がっているような気がします。余談ですがその後、自分の時速を知った時にはがっかりしましたが(笑)。

HURT RECORD / 著作権フリー音楽(BGM) Vol.18「スピード」

No Comments

和みの心

2013年01月28日

「和」という漢字を考えた時に、何か自分の中に脈々と流れるものを感じる気がします。和と言えばもちろん日本の事ですが、その文化と言いましょうか。自分の生まれる遥か前からそこには綿々と続くものがあって、その先端の方に今の自分は立っているのだろうと。大昔は「倭」と辺境にある文化の少ない国として呼ばれていたのに対し「いやそうじゃないんだ、自分たちは和なんだ」と読み方はそのまま漢字を変えてしまうユーモア。そして「平和」という言葉。どこか日本人の基本にはそういったものがあるような気がしてしまいます。チョンマゲ、ゲイシャ、フジヤマ、日本的なものを表す具体的なエッセンスは何にせよ、この文化の底にずっと流れている「和み」を想うとき、何か少しだけこの脈々と流れるものを垣間見れた気がしてしまいますね。

HURT RECORD / 著作権フリー音楽(BGM) Vol.4「和風」

No Comments

神様のまにまに

2012年12月23日

あらゆるものには神様が宿っている。

八百万の神々なんて言葉がありますが、この日本的な感じが結構好きです。「ただそこに居るだけ」というふんわりとした感覚と言いましょうか。

英語の「God」という言葉を日本に持ち込む時に(明治時代だったと思いますが)、和訳として「神」という言葉が適当・妥当であるのかどうか、当時の人達はかなり悩んだそうです。それはそうですね、「神」の概念そのものに齟齬があった訳ですから。

詳しい話は他にお任せしちゃいますが、「小説家の小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)が、朝日に向かって手を合わせているお婆さんを見てひどく感動した」という話を読んだことがあります。そのお婆さんも「神様!」という感じではなく、そのなんとなく「ふんわり」とした感覚に手を合わせていたのだと思うと、素敵な光景だなと想像してしまいます。

ん〜、なんだか言いたいこともふんわりしちゃいましたか(笑)

HURT RECORD / 著作権フリー音楽(BGM) Vol.30「神」著作権フリー音楽(BGM) Vol.30「神」

No Comments

冬のかたまり

2012年11月25日

冬のかたまり、それはつまり雪だるまのことです。私にとっては雪自体もあまり身近なものではないので、冬にこのかたまりを見られたりするとつい興奮してしまいますね。

一体誰が考え、作り始めたのか?違う季節に見ても興奮するのだろうか、それとも違和感を感じるのか?ふとそんなどうでも良いことを考えてしまいます。ともあれ冬の一大風物詩ではありますね。

一般的に冬というと、「枯れた」とか「寒くて厳しい」とかいうイメージがあると思うのですが、あれだけ冬をかき集めて固めていても、雪だるまにはどこか暖かさを感じます。「寒くて厳しい」冬を少しでも楽しめるようにと、考え出した人の優しさすら感じてしまいます。そんなところも世界中で愛される所以なのでしょうか。

違う季節に見たら‥それはやっぱり違和感を感じてしまう気はしますけど(笑)

HURT RECORD / 著作権フリー音楽(BGM) Vol.16「冬」

No Comments