親知らずの行方

by Saito 2013年02月4日

以前にここでお伝えした新年早々親知らずを抜くというお話、先日ついに抜いてきました。とは言ってもまだ半分だけなのでまた何週間後かに抜きに行ってくるのですが、正直どきどきでしたね。歯を抜くのも何年ぶりか、しかも親知らずはこの年になるまで一本も抜いた事が無かったので、歯医者さんの前にしばらく立ち竦み「よし、行くか!!」と気合いを入れて扉を開けました。左の上下をおよそ1時間ほどで抜いてもらったのですが、麻酔をしてもらってるとはいえ音が聞こえるじゃないですか(当たり前ですけど)。タオルで視界を隠されていたので、完全に音だけの演出。怖かったですね。しかもそんな時にだけ「いつもは泣かない〇〇ちゃん」という、たまたま同じ時間帯に治療を受けてた子がものすごい勢いで泣いてるし…。タオルの下で大人も泣いていいかなと震えていました。

特に炎症を良く起こしていた左下の親知らずは「もう親知らずにもほどがある!」というくらい真横に生えてきていて、あげくに隣の歯に食い込むという無頼漢だったので手間がかかりました。歯を三分割に砕いてそれから抜くという、さらに歯茎に結構埋もれているのでそちらも切って縫うというわがままっぷり。おそらく4分の3くらいはこちらに時間がかかっていたように思います。「では上の歯に取り掛かりますね」と言われた瞬間に「お疲れさまでした〜」と言われたほど左上の親知らずはあっという間に抜けていました。ほとんど初めて見る大人の奥歯はでかいですね、びっくりしました。お医者さんとそうこう話をしてふと気が付くと、「〇〇ちゃん」は泣き止んでパパと一緒に帰ったご様子。僕も痛み止めをもらって帰りました。結果無事に左方面の親知らずは抜けたわけですが、まだまだ治療は続きますね…とほほ。