8bitの奇跡

by Saito 2013年07月28日

8bitサウンドと言えばいわゆるファミコンサウンドと言われるものですが、僕の世代ですとこの「ファミリーコンピューター」というものの登場とともに、この人生の大半を送ってきたと言っても過言ではないでしょう。個人的にですがこのファミリーコンピューター(略してファミコン)の最も秀逸なものがそのコントローラーのデザインと、やはりこのファミコンサウンドだと思います。当時の技術では8bitの音を同時発音数も少なく鳴らすのが精一杯だったのですが、不自由であるが故にやれる事を精一杯やろうという意気込みの様なものが伝わってきます。結果メロディがしっかりしていたり、その8bitサウンド自体が妙な愛くるしさを感じさせていたように思います。今でも確かにその当時のゲームの曲を憶えていたりしますね。不自由さから生まれたサウンドが今やひとつのジャンルになっていて、しかもどこから来たのかと言えばゲーム機という比較的新しいものから来ているという。しかし新しいと言っても今年でファミコン生誕30周年ですか…、色々と感慨深いものがありますね。

HURT RECORD / 著作権フリー音楽(BGM) Vol.11「8bit」11_8bit