和みの心
by Saito 2013年01月28日「和」という漢字を考えた時に、何か自分の中に脈々と流れるものを感じる気がします。和と言えばもちろん日本の事ですが、その文化と言いましょうか。自分の生まれる遥か前からそこには綿々と続くものがあって、その先端の方に今の自分は立っているのだろうと。大昔は「倭」と辺境にある文化の少ない国として呼ばれていたのに対し「いやそうじゃないんだ、自分たちは和なんだ」と読み方はそのまま漢字を変えてしまうユーモア。そして「平和」という言葉。どこか日本人の基本にはそういったものがあるような気がしてしまいます。チョンマゲ、ゲイシャ、フジヤマ、日本的なものを表す具体的なエッセンスは何にせよ、この文化の底にずっと流れている「和み」を想うとき、何か少しだけこの脈々と流れるものを垣間見れた気がしてしまいますね。