by Saito 2015年10月27日
平和の鐘という単語を誰しも一度は耳にした事があると思うのですが、実際にこの鐘は地球上にありましてその成り立ちというのはやはり戦争によるものだったりします。世界数十カ国のコインを集めてそれを溶かして作ったという、まさに平和への願いを全人類で鳴り響かせようという想いが詰まっています。「平和への願い」それは全人類の永遠のテーマの様でもあり、また何事においてもそうであるように完全に叶うという事はもしかしたらないのかもしれません。なんだか話が随分と大きくなってしまいましたが、この「平和を願い、作り、鳴らす」という行為が教えてくれる事は平和とはただ訪れるものではなく作るものなんだと、そう言われている様な気がしています。それは何も人類とか大きなものでなくても、日常の中の様々な事柄に対しても同じだと思えますね。心の、生活の、家庭の、仕事の、何を想うかは人それぞれだとしても、そこには「願い作る」という能動的な行為がなければ平和は訪れないということなのでしょう。平和の鐘を鳴らす替わりに楽器を鳴らす、私達の「音楽」という名の願いが皆様に届きますように。
HURT RECORD / 著作権フリー音楽(BGM) Vol.57「Peace」
by Saito 2015年10月20日
最近の流行と言ってもいわゆる世間の流行ではなく、ただただ個人的な流行でしかないのですが海外のCMがなんだか良いですね。テレビCMというよりも4〜5分くらいある企業CMだったりがお気に入りなのですが、最近特に良いなと思ったのがタイのCMです。もうCMというよりもショートムービーですね、心温まる感じのものが多いのですがそれらをまた少し変わった見方を最近はしています。それはどういう見方かと言いますとCM自体の音声は消して、自分の好きな音楽をあてて見るというやり方ですね。これはなにが良いかと言いますと海外のCMなので日本語の翻訳が字幕で出ていたりして、音声を切ってみても内容が伝わってくるという所です。あとはもうこの感じにはこういう曲だなとか勝手にしてみるだけで、なかなか良い感じになります。そんなことをしつつ、学生の頃に好きな漫画の良いシーンとかに勝手にBGMとして好きな曲を流しながら読んだ事を思い出しました。なんだか元々そういう事が好きなんですね。今そういう事が少しは曲を書いたりする時に役に立っている様な気もしますね。
by Saito 2015年10月12日
最近めっきり日が暮れるのが早くなってきましたが、大体17時には暮れている感じですか秋だなと。いつも室内に居る事が多くなかなかこの時間帯に外に居る事が無かったりするのですが、気が付くと日が暮れているというのはやや驚きますね。そんなことをぼんやり思っていたのでたまには夕暮れを見てやろうと、時間がある時に家の周りですが自転車でぐるぐるしてみたんです。完全に住宅街という事もありあまり気にしてもいなかったのですが、改めて思うとこの時間帯は外で遊んでいる子供達が親に連れられて家に帰る頃合いなんですね。ちょうど日曜だったという事もあってお出掛けしていた家族が帰ってきていたり、小学生くらいの子が小さな自転車で母親を追いながらぶんぶん走っていたり、出先ではしゃいじゃったのか玄関先で叱られる子がいたりと家族の日常をなんだか感じさせてくれる光景がそこら中に溢れていました。夕暮れと相まってそれは結構良い風景で「なんだか良いものだなと」勝手に思ってみたりしましたね。あとちょっぴり切なくなると言いますか。なんだか夕暮れは良いですね。
by Saito 2015年10月6日
朝夕はすっかり肌寒くなり本格的に秋という感じまっしぐらな今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?ありきたりなご挨拶から始めてみましたが、秋と言えば食欲とか読書とか言いますね。なんだかこれもありきたりな感じで「本当に?」とか若い頃は思っていたのですが、最近本当にそうだなとしみじみ思います。まあなんといってもとりわけ読書が進みますね、私の場合。移動時間などあると結構読んでたりするのですが、その他の時間ではっきり読書する時間というのは他の季節あまりない様な気がします。ただこの季節は家にいても本を読んでいる時間が多々あります。なぜかと言えば秋だからという事なのでしょうが、まあ読み進みます。最近もっぱら読んでいるのは元々好きな歴史小説なのですが、「峠」という司馬遼太郎先生の作品ですね。この作品は幕末(大好き)の越後長岡藩牧野家の家臣、河合継之介という人物が主人公の物語です。これを読むのも何度目かというくらい繰り返し幕末ものは読んでいるのですが、初めてこの作品を読んだ時はかなり衝撃的だったのを覚えています。人物の紹介や物語の内容については何か他のものに任せてしまいますが、なぜこう歴史物が好きなのかと言いますと、その人の人生から何かしらを学ぼうとしている様な気がしますね。知識として蓄える勉強(この人物にも関係していますが)とはまた違う、なにかうまくは言えませんが自分の中での答え合わせをしていくと言いますか。もちろん本だけではなく実際に生きている中で出会える人達から教えてもらえる事であったり、そういうものに目を向け時間を過ごすにはこの秋という季節はなんだか良いですね。
by Saito 2015年09月30日
普段良く利用するかと言えばそうでもないカフェ。時間をつぶしに入ったり、仕事や打ち合わせをしていたりその用途は様々だと思いますが、まず最初の目的はお茶をするということなのでしょう。そこに美味しいコーヒーが、いやコーヒーじゃなくても美味しい飲み物があるということがやはり第一の目的である気がします。普段は行かないくせにたまに初めてみる小さなところなど結構ワクワクしながら入ったりもします。そんなときお店の雰囲気もそうですし、どんな飲み物があるのかとかコーヒーがはたして美味しいのかとかを思いながら注文している気がしますね。何をしに行くかと言えばお茶をしに行くという、それはその時間や空間そして味を楽しむんだという、なんだか深そうで単純なお話です。
HURT RECORD / 著作権フリー音楽(BGM) Vol.56「Cafe」